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追加実装されたエリア会話の3年目分まとめ(2022/9/30~2023/9/29)
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初音ミク「●」,名前,名前
初音ミク「●」,名前,名前
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ミク | 一歌って、歌も演奏も本当にうまくなったよね |
ルカ | ええ、最初の頃とは見違えるほどだわ |
一歌 | ふたりとも、ありがとう。 あの頃はまだ、みんなバラバラだったな |
ミク | うん。懐かしいね |
一歌 | ……ミク、それにルカも、 もしよかったら一緒に弾いてもらえないかな? |
一歌 | 今度は私が、ふたりを引っ張って演奏するよ |
ミク | ふふ、頼もしいね、一歌 |
ルカ | それじゃあ、セッションを楽しみましょう |
ミク | ここでくるっと回って——パッ、だよ♪ |
リン | うん、やってみるね! くるっと回って——パッ! ……どうだったかな、できてた? |
みのり | できてたよ! 衣装がひらっと動くのがすっごくきれいだった! |
リン | やったぁ! 今のって、ミクちゃんとみのりちゃんで 考えてくれた振り付けなんだよね? |
ミク | うん。ちょっと悩んでたんだけど、みのりちゃんが いいアイディアを出してくれたんだよ♪ |
みのり | えへへ、いつもみんなに助けられてばっかりだったから、 ちょっとでもお返しできてたら嬉しいなぁ |
ミク | ありがとう、みのりちゃん! ねえ、よかったら次は一緒に踊ってみない? |
みのり | えっ、いいの? じゃあぜひ、よろしくお願いします! |
ミク | このあいだの、シブヤ・フェスタだったっけ。 おみやげ買ってきてくれてありがとね |
こはね | あ、ううん。どういたしまして。 気に入ったものはあった? |
MEIKO | どれも美味しかったけど、 特にかき氷は、みんなとっても嬉しそうだったわ |
MEIKO | ……そうだ。カフェのメニューに シャーベットドリンクを出すのもいいかもしれないわね |
レン | え、シャーベットとドリンクを混ぜちゃうってこと? |
こはね | フルーツ系のさっぱりしたシャーベットに炭酸を混ぜると しゅわしゅわで、サラサラした飲み物になるんだよ |
ミク | フルーツだけじゃなくて、 野菜とかでも作れるんじゃなかったっけ? いろいろパターンが作れて、楽しそうだよね |
MEIKO | ええ。さっそく試作してみようかしら。 こはねちゃん達、味見をお願いしてもいい? |
こはね・レン | 『はい!』 『うん!』 |
司 | ……む! ミク、ちょっと待った! |
ミク | え? どうしたの? |
司 | ちょっと肩のところを見せてみろ |
ミク | ほえ? |
KAITO | ……あ、衣装がちょっとほつれちゃってるね |
ミク | ええっ! そんなあ! ミクの衣装が~~……! |
KAITO | 気づかなかったな。 さっきの練習で、ちょっとひっかけちゃったのかもしれないね |
司 | だが、このくらいなら問題あるまい。 オレでもすぐに直してやれると思う |
KAITO | ありがとう、司くん。 助かるよ |
司 | ああ、任せておけ! ではステージに向かうぞ! |
ミク | やった~! ありがとう司くん! 出発ゴーゴー☆ |
奏 | ミク? そのミニドーナツ、どうしたの? |
ミク | ……さっき絵名が持ってきてくれたの。 『もらい物だけど、ダイエット中だからみんなで食べて』って |
奏 | そうだったんだ。食べないの? |
ミク | うん。リンとレン、ルカとメイコも来ると思うから、待ってる |
ミク | ひとりで食べるより、みんなと食べたほうが美味しいから |
奏 | ……そっか |
奏 | ……じゃあ、わたしもいい? |
ミク | ……うん。奏も、一緒に食べよう |
穂波 | あの、朝比奈先輩……! もしよろしければ、パンをもらってくれませんか? |
まふゆ | え? パン……? |
穂波 | はい。家庭科部でコッペパンを焼いたんですけど、 少し作りすぎてしまって……。 もらってくれる人を探していたんです |
まふゆ | そうだったんだ。……ん、いい香りだね。 綺麗に焼けてて美味しそう。あとでいただくね |
穂波 | ありがとうございます! でも、まだまだたくさんあるなぁ…… |
穂波 | あ。今日、宵崎さんのご自宅にも行くから、 パンを使ったアレンジ料理とか考えてみようかな |
まふゆ | ふふ。いいと思うよ。 奏は曲作りに熱中するとごはん食べないことも多いし……。 手軽に食べられるものだったら、助かるんじゃないかな |
穂波 | そうですよね……! じゃあ、何か軽いアレンジ料理を作ってみようと思います。 朝比奈先輩、ありがとうございます! |
類 | おや、朝比奈さん。どうもこんにちは |
まふゆ | あ——神代さん。 すごい大きな紙袋ですね |
類 | フフ、先程いい本をたくさん見つけてしまいましたので。 ショーの参考書、とでも言うんでしょうか |
類 | 僕らショーマンは常に、 新鮮で奇抜なアイディアに飢えていますから |
まふゆ | アイディアに飢えている…… |
まふゆ | (……奏が曲を作る時に『インスピレーションがないと』って 言ってるのと似たような感じかな) |
まふゆ | ——本当に、一生懸命なんですね |
類 | 僕達のショーを心待ちにしてくれているお客さんがいますからね。 朝比奈さんも、気が向いた時は、ぜひショーを見に来てください |
類 | いつでも歓迎しますよ |
まふゆ | ……はい。ありがとうございます |
まふゆ | (あのランニングしてる子、たしか絵名の弟の……) |
彰人 | ——あ、こんにちは。朝比奈さん、でしたよね? 姉の絵名が、いつもお世話になってます |
まふゆ | いえ、こちらこそ。 弟さんは、走っていらしたんですか? |
彰人 | ああ、はい。パフォーマンスを磨くために この時間は走りこみをしているんです |
まふゆ | そうだったんですか。 努力されているんですね |
彰人 | まあ、仲間もみんな、当たり前にやってますから。 ……オレだって仲間のために、休んでられないですからね |
まふゆ | ふふ、頑張ってください。 私も応援していますね |
彰人 | はい。ありがとうございます。 朝比奈さんも、姉のことよろしくお願いします |
雫 | うふふ。朝比奈さんと一緒に帰れるなんて、嬉しいわ。 ——あら? こんな街中を猫さんがお散歩してる |
まふゆ | 本当だ。人が近づいても全然物怖じしてない。 もしかして飼い猫なのかな? |
雫 | そうかもしれないわね。 よしよし、いい子。こっちにおいで~ |
まふゆ | すごいね。日野森さん、こんなにすぐ懐かれるんだ |
雫 | ふふ、この子は人懐っこいみたいね。 朝比奈さんも頭を撫でてあげて……あら? |
まふゆ | あ、逃げちゃった……。 なんだか、私、動物にあんまり好かれなくって |
雫 | そうなの? ——大丈夫よ、任せてちょうだい! |
雫 | 猫さん、朝比奈さんは怖くないわ、とっても優しいのよ。 ほら、ね? おいで♪ にゃんにゃん、にゃーん♪ |
雫 | ……あ、逃げられてしまったわ |
まふゆ | ふふっ……日野森さん、ありがとう |
彰人 | ——ふう、今日はこんなもんか |
類 | いい歌だったよ、東雲くん。 まさかこんなところで、東雲くんの歌が聴けるとは思わなかったな |
類 | 街ゆく人々が思い思いに足を止めていく……。 やっぱり路上パフォーマンスはいいものだね |
彰人 | そりゃどーも。 ま、珍しい観客がいてオレもいい刺激にはなったな |
類 | フフ、刺激は大切だねえ。 そうだ、今度ふたりで路上パフォーマンスをやってみないかい? |
類 | 東雲くんに、ぜひやってもらいたいものがあるんだ。 まだ司くんにも試していないものなんだけど—— |
彰人 | は? 絶対やらねえ |
類 | おや、残念だねえ。 もし機会があればよろしく頼むよ |
MEIKO | ——はい、そこでポーズ! |
KAITO | えっと……。こうかな? |
みのり | わっ、カイトさんがかわいいポーズしてる! もしかしてライブの練習ですか? |
MEIKO | 練習というか、わたしのライブ用の ライティングテストをしているの |
KAITO | メイコさんが、自分でもどう見えるか確認したいって言うから、 今は僕がかわりにポーズをとっているんだよ |
みのり | なるほど! 自分の目で見えかたを確かめるのは大事って 愛莉ちゃん達も言ってました! |
KAITO | うん。僕もそう思って協力を申し出たんだけど…… |
KAITO | さすがに僕がメイコさんのポーズをするのは いろいろ無理があったね…… |
みのり | あはは。かわいいポーズだなって思ったら、 そういうことだったんですね! |
MEIKO | あら。しっかりポーズを再現してくれたおかげで、 すごくイメージしやすかったわよ。ありがと、カイト♪ |
KAITO | 本当? それなら、頑張った甲斐があったな |
愛莉 | ワン、ツー! そこでターン! ——からの、ピタッとフィニッシュ! |
みのり | ピタッ……! |
愛莉 | できたじゃないみのり! 今のターン、キレもあったし、 最後もふらつかなかったわよ! |
みのり | やったー! 23回目の挑戦にして、 やっと完璧にできたー! |
愛莉 | ん? 23回って……アンタ、数えてたの? |
みのり | うん! できるだけ少ない回数で完璧にマスターできるように 意識したいなって思って! |
愛莉 | へえ、そういう意識を持つことはいいことよ。 特にアンタは、体で覚える派だろうし |
愛莉 | じゃあ、次はわたしと合わせてもらおうかしら? 23回の努力が偶然じゃないって、証明してちょうだい |
みのり | もちろん! 完璧に踊るし、 愛莉ちゃんともバッチリ合わせてみせるよ! |
雫 | ねえ、みのりちゃん。みのりちゃんのおうちのサモちゃんは、 自分のお散歩コースって覚えてる? |
みのり | え? 覚えてると思うけど……それがどうかしたの? |
雫 | ほら、私、すぐ道に迷っちゃうでしょう? だからわんちゃんを飼って、私の代わりに 道を覚えてもらえばいいんじゃないかしらって思ったの |
雫 | ふふ。道にも迷わなくなるし、 可愛い家族も増えて、毎日がもっと素敵になりそうよね |
みのり | うんうん! わんちゃんはいいよ~。 そばに居てくれるだけで、すーっごく癒されるし! |
みのり | あ、だけど……頭がいいわんちゃんでも、 すぐに道を覚えられるわけじゃないと思うな。 だから、最初は誰かが道を教えてあげないとダメかも |
雫 | あら、そうなのね。それじゃあ、道を覚えるのは わんちゃんに甘えないで、自分で頑張らないとダメね |
みのり | そうだね。でも、雫ちゃんひとりじゃ大変だと思うから わたしでよければ協力するよ! |
雫 | ええ。ありがとう、みのりちゃん |
みのり | はあ……。愛莉ちゃん、いいなぁ |
愛莉 | いいなって、何が? |
遥 | 愛莉、お姉さんがいるでしょ? さっき、きょうだいがいるっていいなって話をしてたんだけど、 みのりはお姉ちゃんが欲しかったみたいだよ |
みのり | うんうん! 買い物に行ったら『これ似合うんじゃない?』って 服を選んでくれたり……! 勉強みてくれたりするんだろうなーって! |
愛莉 | んー……うちの姉はそういう感じとはちょっと違うわね。 雫はどう? お姉さんとしてそういうこと、してそうだけど…… |
雫 | そうねえ。勉強なら少し教えたことがあるけれど……。 しぃちゃんが私の選んだ服を着てくれたことは ほとんどないわねえ |
遥 | 雫と日野森さんだと、服の好み、かなり違いそうだもんね |
みのり | た、たしかに……。 うーん、お姉ちゃんに憧れすぎなのかな? |
遥 | 憧れることは悪いことじゃないと思うよ。 私も、お姉ちゃん欲しいなって思ったことあるし |
雫 | あら。それなら、私と愛莉ちゃんが お姉さんになってみるのはどうかしら! |
みのり | おおー! ぜひお願いします、お姉ちゃん! |
愛莉 | ……めちゃくちゃ乗り気ね。 もうお姉ちゃんって呼んじゃってるし |
遥 | ふふ。私も、ちょっと興味あるな。お姉ちゃん? |
愛莉 | ……な、何……このものすごい違和感! |
雫 | そう? 私は、こんな妹達がいたら毎日幸せだわ♪ ふふっ |
みのり | 見て見て、遥ちゃん! 『フラワーフェス』だって! |
遥 | うん。いろんな花が並んでるね。 こんなイベントやってたなんて、知らなかったな |
遥 | あ……あそこの青い花……。 昔、フラワースタンドでいただいたことがある花かも |
みのり | わぁ、かわいいね! それにきれいな青だなぁ。すっごく晴れた日の空みたい! |
遥 | そうだね。 たしか、花言葉も素敵な意味があったと思うんだけど……。 なんだったかな…… |
みのり | 写真撮って、一歌ちゃんに送ってみる? もしかしたら知ってるかもしれないよ? |
遥 | 星乃さん、花に詳しいもんね。 ふふ、じゃあ聞いてみようかな |
ミク | 鳥さんみたいに空を飛ぶショーかあ……。 ミクもやってみたいなぁ |
ルカ | ん……風を感じられて、とっても気持ちよさそうねぇ~。 でも、どうやったらできるのかしら? |
類 | そうだねえ。通常ならワイヤーで吊るすところだけれど…… |
類 | 複数人で、下から持ち上げるというのも、 演出的には面白いことができそうかな |
ミク | あっ! ワッショイって持ち上げるなら、メイコが得意だよっ☆ |
ミク | ミクのこと、ものすごーーーーーく高いところまで、 とばせちゃうんだ♪ |
類 | ああ……。カイトさんに怒られたっていう、 マジ高い高いのことかな |
類 | たしかに……それほど高く飛ばす必要はないけれど、 支え役として相談するのはありだね |
ルカ | それなら、早速相談しに行きましょ~。 わたしも、めーちゃんのお膝を借りたいなって 思ってたところなの |
ミク | えー! ルカ、それって寝ちゃう気だよね!? ショーの話できなくなっちゃうよー |
類 | ふむ……メイコさんに相談しに行きたいが、 行くとルカさんが寝てしまうかもしれない、と……。 これは困ったジレンマだねえ |
類 | 寧々、今度、旭さんや司くんと一緒に舞台を見に行くことに なったんだけれど、寧々もどうだい? |
寧々 | へえ……どういう作品? |
類 | 10人もの演出家が自作の脚本を持ち寄って ワンシーンずつ構成して演出をつけたという、異色の作品だよ。 面白そうだろう? |
寧々 | まあ、おもしろそうだけど……。 それ、お話としてちゃんとまとまってるの? |
類 | さあ? それは見てみないとわからないねえ |
類 | 企画としても見どころがあるし、 思わぬ発見もあるかもしれないよ? |
寧々 | たしかに……。でも、金曜日に新しいゲームが出るんだよね。 だから、今週末じゃなければつきあうよ |
類 | フフ、わかった。えむくんにも声をかけたいし、 いつにするかはまた改めて相談するよ |
寧々 | ん、わかった。よろしく |
えむ | ねえねえ! 今度のお休み、 みんなで近未来博物館に遊びに行こうよっ☆ |
寧々 | いいんじゃない? 宣伝公演の時に軽く見学したけど、 しっかり展示を見れたわけじゃないし |
司 | そうだな! 宇宙船のシミュレーターもあると聞くし、 個人的にも興味がある |
類 | ああ。かなり本格的なシミュレーターらしいね。 実は僕も興味があったんだ |
えむ | やったー! じゃあみんなで、宇宙飛行士になりに行こーっ♪ |
司 | ふふふ……。未来のスターになる前に、 宇宙のスターとして銀河で華麗に舞ってしまうなぁ |
寧々 | 何それ……。操縦の体験ができるだけでしょ? |
類 | 疑似的な無重力体験コーナーもあるみたいだから、 宇宙にいるような気分も味わえるんじゃないかな? |
えむ | おおー! テレビとかで見る ぽよよ~んふわふわーができるのかな!? |
寧々 | あ、それはちょっと楽しそう |
司 | よし。そうと決まれば、近未来博物館にある 体験型のアトラクションについて、改めて調べなければな! |
えむ | おー! |
類 | 司くん、今のシーン 動きが少しぎこちなかったけれど、体の調子が悪いのかい? |
司 | む、そうか? 原因があるとすれば…… アンドロイド役のクセが残ってしまっているのかもしれん |
司 | あの役はセリフの言い回しだけではなく、 細かな動作ひとつにも、いつも以上に気をつかっていたからな |
類 | なるほど……。たしかに、あの時のショーでは 本当にいい演技をしてくれていたね。素晴らしかったよ |
司 | まあな! スターたるもの、あれくらいはできて当然だ! |
司 | しかし、動きが抜けないというのは困りものだな。 次のショーに支障がでてしまう…… |
類 | そうだねえ。それじゃあしばらくのあいだ、 タコを演じながら日常をすごしてみるのはどうかな? 柔軟な動きが必要だから、プラスマイナスでゼロになるよ |
司 | 何をどう解釈したらプラスマイナスゼロになるんだ!? まあ、次のショーのためにもやってはみるが…… |
類 | (そこでためらいなくやってくれるのが、さすが司くんだね) |
えむ | みらいーみらいーきんみらいかん〜♪ すてきでキラキラきんみらいかんー! |
類 | えむくん、ずいぶん楽しそうに歌っているね。 『きんみらいかん』というのは、 僕達でショーをした近未来博物館のことかな? |
えむ | うん! ショーをやる前に博物館を見学させてもらったでしょ? すっごく楽しかったから、歌にしちゃったんだ~っ☆ |
類 | フフ、なるほど |
類 | ——そういえば、少し前にも何か楽し気な歌を歌っていたね。 あれもひょっとして、えむくんが作ったのかな? |
えむ | どの歌だろ? 猫さんかわいい〜の歌かな? それとも、司くん台本の書き込みすごくて 何書いてあるかわかんないよ〜の歌かなっ? |
類 | さて、どれだろうね。今でてきた歌も気になるし、 えむくんがよければ聴かせてくれないかい? |
えむ | えへへ、いいよ♪ それでは、歌いまーすっ☆ |
リン | いっちー! 今見てるの、スケジュール帳? |
一歌 | うん、そうだよ。バイトのシフトが決まったから、 書き込んでたんだ |
リン | おお〜、練習とバイトでスケジュール帳いっぱいだねっ! |
リン | ……あれ? パンのシールを貼ってる日があるけど、 これって何? |
一歌 | あ、それは焼きそばパンの日だよ。 うちの学校、購買があるんだけど 売ってるパンの種類、いろいろ変わるから |
リン | そうなんだ! あははっ、シール貼って 忘れないようにしてるなんて、いっちーかわいーっ☆ |
一歌 | ちょっと、子供っぽいかな……。 でも、やっぱり好きなんだよね。焼きそばパンが |
咲希 | ふんふん、なるほど〜…… |
MEIKO | あれ? 咲希が見てるのって、ネイルの動画? |
咲希 | はい! 実はクラスの友達に、 お母さんがネイリストの子がいるんですけど、 余ってる試供品のネイルをたくさんくれたんです! |
咲希 | それで、ちょっと本格的なのもやってみたいなって思って、 きれいにネイルを塗るコツをいろいろ見てるんです! |
MEIKO | へえ、おもしろそうだね。私も見ていい? |
咲希 | もちろんです! あ、友達がくれた試供品も一緒に見ましょー! 本当にいろんな種類があって、すごいんですよー! |
MEIKO | いいねー! ふたり合わせて指も20本あるから、 塗り比べし放題だね |
咲希 | たしかにそうですね! やったー、いっぱい試せるぞー! |
レン | えっと……たしかこの辺に…… |
レン | ……あれ? 瑞希ちゃんに教えてもらった目印があるはずなのに…… |
ミク | ……レン? こんなところで、どうしたの? |
レン | あ、ミク……。瑞希ちゃんが、 この辺りに目印になるクッションを 置いてくれたらしいんだけど……なくなっちゃってて…… |
ミク | ……それなら、リンが使ってる。 絵本を読むって言って、持っていったみたい |
レン | そうだったんだ……。 ぼく、また迷子になったのかなって思っちゃった |
ミク | ……大丈夫。もしレンが迷子になっちゃっても またみんなで探しに行くから |
レン | うん……。ありがとう、ミク |
レン | 奏ちゃん、何してるの……? |
奏 | ………… |
レン | あ、あの…… |
奏 | ……ん、レン? ごめん、気づかなくて。 今作ってる曲の展開をいろいろ考えてたから…… |
レン | う、ううん! ぼくのほうこそ邪魔しちゃってごめん……。 えっと……。あっち、行ってるね…… |
奏 | あ、待って。もしよかったら、意見をもらえないかな? こっちに来たのも、そのためだし |
レン | ぼ、ぼくでいいの? |
奏 | うん。お願いしてもいいかな? |
レン | わ、わかった……! いい意見を言えるかわかんないけど……頑張るね |
絵名 | レン、ここにはもう慣れた? |
レン | うん。最近は、あんまり迷子にもならなくなったよ |
絵名 | そっか。ていうかここって、どこまでも行けちゃうみたいだし、 迷子になったら二度と戻ってこれない怖さがあるよね |
レン | う、うん……。絵名ちゃん達も、気をつけてね |
絵名 | ありがと、レン。私達は『Untitled』を止めれば 一応元いたところには戻れるから、大丈夫 |
レン | そうなんだ……。それなら、安心だね |
絵名 | (レンって素直だし、気づかいもできていい子だなぁ。 こういう子が、私の弟だったら可愛いって思えるのに) |
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